『ヒナアソビ・プロトコル』

会場：ロームシアター京都

期間：2024.2.29‐3.22
​制作協力

　古来の呪術儀礼から現代のVTuber文化に至るまで幅広い時代そして地域にて実施されてきた人形劇の一種〝ままごと〟【人形を依代として日常生活を体現・保管する行為】の研究を通じ本意を【円滑なコミュニケーションのための潤滑油】＋【日常生活を補完つまりケアすること】と見出し、その役割を混乱する現代にて再び担ってもらう／再起動するために平安時代は京都で行われていたままごと〝雛遊び〟を基盤に制作されたのが『ヒナアソビ・プロトコル』である。子供や裁縫経験のない人でも制作出来る簡易的な型を制作・配布し完成した人形をロームシアター京都内に設置、更に実際に日常生活を人形を通じて記録してもらうことで他者とのコミュニケーション・ツール及び自己の補完／ケアとしての役割を再考・再構築することを目指した。